楽天の新人、田中が大仕事 延長十二回にプロ1号の勝ち越し弾

 「ロッテ0-2楽天」(20日、ZOZOマリンスタジアム)

 2戦連続となった延長戦で、楽天のドラ3ルーキー、田中和基外野手が十二回、プロ1号となる決勝2ランを放った。2死一塁で左腕・土肥から楽天ファンで埋まった左翼席へと運んだ。

 「9番・右翼」でプロ初スタメンとなった田中は、第1打席から3打席連続三振も、延長十回の第4打席でプロ初安打となる二塁打を放つと、第5打席で大仕事をやってのけた。

 プロ初安打、初打点、初本塁打など初ものづくしに田中は、「最初の3三振でガチガチだったが、ヒットが出てから周りが見えるようになったので打てるかなと思った。きょう親が見に来ているので、ホームランボールをあげたい。これから親孝行をしていきたい」と緊張気味に話していた。

 先発した美馬は9回3安打無失点に抑える好投。延長十回はハーマン、十一回は福山、十二回は松井裕につなぎ、ロッテ打線に得点を与えなかった。松井裕はリーグトップの16セーブ。

 ロッテも先発の二木が好投し、6回無失点。救援陣も奮闘したが、打線が6安打と奮わなかった。

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