ヤクルト・原樹、緊急登板何の!6回1失点で今季初星
「ヤクルト4-2阪神」(19日、神宮球場)
1年ぶりの勝利に酔いしれた。ヤクルト・原樹が6回1失点の好投で、昨年5月8日の阪神戦(甲子園)以来となる今季初勝利をマーク。チームを今季2度目の3連勝へと導いた。
初回から強気の投球で猛虎打線を完全に封じ込めた。五回までわずか1安打、6三振を奪う力投。しかし、疲れの見え始めた六回、先頭の代打・伊藤隼に被弾。さらに連打などで1死一、三塁のピンチを招いたが「ファンの声援が心強かった」と後続を打ち取った。
この日先発予定だった山中がコンディション不良で登録抹消。4月27日・中日戦(ナゴヤドーム)以来となる緊急登板だった。「期待を裏切りたくなかった。(1勝に)ホッとしている」。チームは4月15日以来となる4位浮上。首位・阪神に勝ち越してさらに上を目指していく。