日本ハム・栗山監督 2度の不満の判定も、勝利に安ど
「日本ハム4-2ロッテ」(14日、東京ドーム)
日本ハム・栗山英樹監督(56)が、不満の残る2度の判定も、勝利に安どした。
1度目は初回、1死から岡のショートへの打球を処理した平沢の一塁への送球がそれ、根元の足が離れて捕球したかにも見えたが、アウトの判定。ベンチを飛び出し、審判に抗議も実らなかった。
2度目は五回2死。先発・メンドーサの投球が清田の頭部付近をかすめ危険球退場となった。当たってないようにも見えた指揮官は「抗議にいってるつもりです。あまりにも怒った」と言うが、判定については「論理的には理解できる」と自らを納得させベンチへと下がった。
緊急登板となったエスコバーがこの回を無失点に抑え、その裏に勝ち越し点を奪って、チームは逆転勝利をつかんだ。
厳しい判定も、これで4連勝となり巻き返しへ手応え。「ギリギリのところで勝ち切れたのはよかった」とホッとしていた。