ロッテ・スタンリッジ 柳田の一発に泣く
「ロッテ0-2ソフトバンク」(19日、ZOZOマリン)
ロッテ・スタンリッジが一発に泣いた。五回2死。柳田に137キロのスライダーを左中間席に運ばれた。これが先制の3号ソロとなった。
6回を114球、被安打4で1失点。柳田の本塁打はこの夜、一塁方向から左翼方向へ吹く10メートル前後の風がアシストした。
「結果は良かったけど、自分自身では納得のいく投球ができなかった。そう、結果は良かったが、納得のいく投球ではない。満足のいく投球内容ではなかった」。スタンリッジは振り返った。
二回1死一、二塁、三回2死満塁、四回2死一塁、六回2死一、三塁。絶え間なくピンチを招いた。
なんとか切り抜けたものの、四球が絡んでいた。投手陣の軸として、スタンリッジが求めるものは高い。
「フラストレーションがたまるピッチング。投げて修正していかないと」。
これで1勝1敗。日本プロ野球10年目のベテラン助っ人は前を見据えていた。