日本ハム新球場、市の提案受け入れ 土地所有側、公共性ある活用条件に

 日本ハムの新球場構想を巡り、札幌市が同市豊平区の学校法人「八紘(はっこう)学園」周辺を候補地の一つとしたことについて、土地を所有する学園側は28日、公共性ある土地活用を条件に、市の提案を受け入れる意向を表明した。日本ハムが新球場を専有することに難色を示した形で、市は具体案を詰める。

 八紘学園の木村宏理事長が札幌市庁舎を訪れ、吉岡亨副市長に意向を伝達。木村理事長は報道陣に対し「市民が楽しめる広場」のような土地活用が望ましいと強調し「日ハムだけのために球場を造るというのは、話が違う」と述べた。

 市は学園側の意向を踏まえ、4月に日本ハムに対して候補地を提案。ほかに、札幌市北区の北海道大の一部敷地も検討している。

 札幌ドームを本拠地とする日本ハムは、新球場を建設して球団と経営を一体化し、収益力を高める狙い。札幌市は、市内に引き留めるため候補地を選定している。

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