巨人・高木京、背番号なしで再出発 3軍練習合流「努力していく」

 球界復帰が認められ、巨人と育成契約を交わした高木京介投手(27)が再契約から一夜明けた28日、再起への一歩を踏み出した。川崎市のジャイアンツ球場を訪問し、まずはスーツ姿で2、3軍の選手、スタッフに謝罪。午後には3軍に合流し、キャッチボールやノックなどで約2時間、体を動かした。

 ジャイアンツ球場を訪れたのは「1年2カ月ぶり」という左腕。「ずっと個人で(練習を)やってきたので疲れたというのはあります」と振り返った。体重は失格処分前の88キロから「(処分中に)食事がのどを通らない日々が続いていた」と現在は10キロ減の78キロ。当面はプロで戦える体づくりに努めていく。

 視察した堤GMは「支配下に戻す想定はしていない。育成の中でもランク的には下」と厳しい見解を示した。この日は背番号「028」の付いていない練習着を着用し、まさにゼロからの再出発。「『おかえり』と言っていただいて感謝しかありません。ひたむきに努力していきたいです」と表情を引き締めた。

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