前橋育英は完封負けで8強ならず…192センチ右腕・根岸先発も1回4失点
「選抜高校野球・2回戦、報徳学園4-0前橋育英」(26日、甲子園球場)
前橋育英は三塁を踏めず完封負け。準々決勝進出を逃した。
1回戦はリリーフ登板だったプロ注目の根岸崇裕投手(3年)が先発したが、初回1死から許したバント安打を皮切りに乱れ、2本の適時打を浴びるなど4失点。この失点が最後まで響いた。
1イニングで降板した身長192センチの大型右腕は「走者が出て、自分のリズムで投げられなかった。先発はチームの流れを左右するのに、チームに迷惑をかけて申し訳ない」と涙。
荒井直樹監督は「春は一番いい状態だった。この舞台でもっと伸びてくれるかなと思って、先発させたんだけど…。もうひと伸び、ふた伸びしてくれれば」と、夏までの成長を期待した。