「WBC決勝・プエルトリコ-米国」(22日・ロサンゼルス)
米国・先発ストローマンの圧巻の投球の前に6回までノーヒットに抑えられていたプエルトリコ打線が、七回にようやく初安打を奪った。
先頭のA・パガンが、ストローマンの73球目の148キロを左翼へ運ぶ二塁打。スタジアムのプエルトリコファンが熱狂する中、パガンは塁上でヘルメットを取り、チーム結束の象徴である金髪を触って雄叫びを上げた。
しかし、熱狂もつかの間。ストローマンからマウンドを受けた2番手のダイソンに後続を断たれ無得点。プエルトリコファンは意気消沈した。