福井工大福井、41年ぶりの春勝利 九回に勝ち越す

福井工大福井対仙台育英 接戦を制して初戦突破し歓喜の福井工大福井ナイン=甲子園(撮影・山口登)
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 「選抜高校野球・1回戦、福井工大福井6-4仙台育英」(23日、甲子園球場)

 福井工大福井が10安打6得点で、1976年以来となる41年ぶりの春勝利をつかんだ。

 2点を追う四回。2死二塁で4番・山岸旭内野手(3年)が左翼席へ同点の2ランを放つと、またも2点ビハインドとなった八回には、島谷元貴捕手(3年)の左前への2点適時打で再び同点に追い付いた。

 そして、ついに九回、暴投などで2点を奪って勝ち越しに成功した。エース・摺石達哉(3年)は9回を投げ8安打4失点(自責点2)と粘り強い投球で勝利に導いた。

 試合後、大須賀康浩監督は「3回(初戦で)負けて4回目にしてやっと勝てた。粘りのある攻撃をしてくれた。選手たちにありがとうと言いたい」と選手を称えた。

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