巨人・高橋監督、大敗に怒「良いとこなし」 ヤングGの台頭を願うも…

 「練習試合、巨人0-9サムスン」(18日、沖縄セルラースタジアム那覇)

 巨人の高橋由伸監督(41)が18日、投打に見せ場のない大敗にぶ然とした表情を浮かべた。今季初の対外試合となった韓国・サムスン戦で0-9。「特に良かったなと思うことはほとんどなかったと思うね」。試合を振り返る口調に怒気がはらんでいた。

 先発ローテ候補の桜井、田口がそれぞれ3回3失点。特に四回から登板の田口は、いきなり2連続被弾という最悪の入り。「試合に入っていけなかった」と肩を落とす左腕に、村田ヘッドコーチは「内容がなかった。先発として情けない立ち上がり」と斬った。

 昨季、初の10勝を挙げた左腕だが、12日の紅白戦での2回2失点に続く不安定な投球。指揮官は「今日でどうのこうのとは思わない」としながらも「去年10勝したのはよくやったとは思うけど、内海、杉内、阿部、村田の実績とは大きな違いがある」と厳しい言葉で奮起を促した。

 19日の韓国代表戦は阿部、村田も出場予定だが「(若手のアピールへの期待は)当然、持ってますよ」。狭まっていく機会の中で、指揮官を喜ばすヤングGの台頭が欲しい。

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