ロッテ、新外国人パラデス獲得 デスパイネ“代役”前阪神ゴメスは折り合わず

 ロッテは5日、来季の新外国人として前フィリーズ、ジミー・パラデス内野手(28)の獲得を発表した。契約1年で年俸120万ドル(約1億4000万円)。背番号は未定。

 パラデスはドミニカ共和国出身で、メジャー6年で332試合に出場して20本塁打、打率・251、100打点。登録は内野手だが、外野も守れる。

 林球団本部長は「両打ちだが、左の方が得意。三振数は多い(6年で287個)が、パワフルな打撃で長距離砲として期待できる」と話し、DHで起用する方針。デスパイネのソフトバンク入りが確定的なだけに、チームにとっては待望の大砲候補だ。パラデスは「球団とファンが誇りに思えるような選手になりたい。毎日全力で精いっぱい頑張り、すべてを出し切るつもりで日本一を目指します」とコメントした。

 ロッテはパラデスと並行して前阪神のゴメスの獲得調査を進めていた。獲得寸前まで交渉は進んでいたが、最終的には折り合わなかったもようだ。

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