日大三がコールド勝ち!最速143キロ左腕・桜井8回13K完封

 「高校野球・秋季東京大会・1回戦、日大三8-0駒大高」(12日、ダイワハウススタジアム八王子)

 日大三が終盤の集中打で八回コールド勝ち。2回戦に駒を進めた。

 最速143キロ左腕・桜井周斗投手(2年)が散発3安打で完封。キレのある直球と、楽天・則本を参考にした大きく変化するスライダーで13三振を奪い「最初は球が上ずっていたけど、修正しながらコースに決められるようになった」と、頬を緩めた。

 背番号は8。高校で本格的に投手を務めるのは、故障者などで投手陣の駒が足りなくなった今夏からだ。西東京大会準決勝で敗退し、細かい制球力のなさを痛感。新チーム結成後の夏休み期間中は「考えて投げないと勝てない」と、1球1球にテーマを持って、連日100球以上の投げ込みを積んできた。

 練習の成果を発揮し、主戦らしい投球を披露した桜井は「今まではバッティングの方が好きだったけど、ピッチャーもいいなと思ってきました」と照れ笑い。小倉全由監督も「あのぐらい投げてくれれば。夏はぶっつけ本番だったけど、走者を出しても自分の投球ができるようにやってきたから」と、目を細めていた。

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