虎も注目! トヨタ自動車・源田、サヨナラ打&好守アピール
「JABA伊勢・松阪大会・予選リーグ、トヨタ自動車2-1フェデックス」(4日、伊勢市営球場)
阪神がドラフト中位指名する可能性のあるトヨタ自動車・源田壮亮内野手が、フェデックス戦に「9番・遊撃」で出場。3打数1安打1四球と、打撃でアピールした。
九回、1-1の同点に追いつき、2死満塁で打席へ。1ストライクからシンカーに食らいつき、一、二塁間を破った。劇的なサヨナラ安打に一塁上で小さくガッツポーズ。「みんながつないでくれたので良かった」と控えめな笑みをこぼした。
遊撃の守備は安定感があり、ロッテ・小林スカウトは「プロで通用すると思う」。相手へプレッシャーを与える快足も武器だ。第2打席は遊ゴロで相手の悪送球を誘い、「代走から守備に入れる選手。ソフトバンク本多のような選手になれたら」と中日・清水スカウトをうならせた。
この日、阪神スカウト陣の姿はなかったが、遊撃は補強ポイント。守備、走塁のスペシャリストは魅力的だ。20日のドラフト会議まで3週間を切り「チームの勝利に貢献したい。結果的にプロへのアピールになればいい」と源田。バットでも自分の価値を上げていく。