横浜が2年連続決勝進出 大会新記録の12本塁打で3年ぶりV王手

 「高校野球・神奈川大会準決勝、横浜8-4桐光学園」(30日、横浜スタジアム)

 横浜が2年連続の決勝進出を果たした。

 初回に2点を先制。直後に逆転を許したものの、二回に8番・福永奨捕手(3年)の左越えソロで同点。三回には4番・増田珠外野手(2年)の適時二塁打などで2点を勝ち越した。六回には村田雄大外野手(3年)が左翼ポール際への2ラン。大会新記録となる今大会チーム12本目の本塁打でリードを広げた。

 先発した左腕・石川達也投手(3年)は、初回に3ランを浴びた以降は立ち直り、7回4安打4失点と試合を作った。八回から登板した今秋ドラフト1位候補右腕・藤平尚真投手(3年)が2回無失点、2奪三振。自己最速タイとなる152キロを計測する力投で、相手の反撃を許さなかった。

 3年ぶりの夏の甲子園に王手。盤石の勝ち上がりに、平田徹監督も「これまではいい野球ができている。明日も同じように地に足を着けてできればいい」とうなずいた。

 新記録となる一発を放った村田は「だいぶその話はしていた。ちょっと狙っていました」と、してやったりの表情だった。

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