大阪決勝は履正社と金光大阪 春初戦の再戦 春は履正社がコールド勝ち

 「高校野球大阪大会・準決勝 履正社11-1桜宮」(30日、舞洲ベースボールスタジアム)

 大阪大会の決勝は2010年以来、6年ぶりの優勝を目指す履正社と2007年以来、9年ぶりの優勝を目指す金光大阪が覇権を争うことになった。

 奇しくも両者は春季大阪大会の初戦で激突。履正社茨木グラウンドで行われた試合は、履正社が終盤に突き放し、8-0の八回コールドで勝利している。ただ中盤までは履正社・寺島と金光大阪・末友が白熱した投げ合いを展開。それだけに岡田龍生監督(55)は「春の初戦でも抑えられているし、今日みたいな野球をしていたらダメ」と桜宮戦でバントミスなどが相次いだことで、厳しい表情を浮かべる。

 「もう決勝は明日なんでね。そこに勝たないと優勝はないわけですから」と指揮官。チームを引き締め、決勝戦に臨む。

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