龍谷大平安・岡田、2安打1打点1盗塁
「春季高校野球京都大会・準々決勝、龍谷大平安5-4京都外大西」(8日、わかさスタジアム京都)
今春のセンバツで活躍した龍谷大平安・岡田悠希外野手(2年)が、タイムリーを含む2安打1打点1盗塁と活躍した。原田英彦監督(55)から練習態度や生活態度を厳しく注意され、今大会の背番号は本来の「7」ではなく「17」。1回戦はスタメン落ちだった。指揮官は人間的な部分での成長を求めた。
「反省を生かして頑張りたい」と殊勝に語った岡田。初回に低めのチェンジアップを右翼線に運ぶ適時三塁打を放ったが、表情は崩さなかった。原田監督は「人間的な部分で成長しないと。いいものは持ってますから。特に夏の一発勝負は人間性が出るんで」と明かす。
同じ学年の早実・清宮と並び、類いまれな才能を持つからこそ-。野球の技術だけでなく、しっかりとした心も育んでいく。