虎スカウト 日生・小林「永川タイプ」
「JABA京都大会・準決勝、三菱重工広島7-0日本生命」(2日、わかさスタジアム京都)
今秋ドラフト候補の日本生命・小林慶祐投手(23・東京情報大)が、三菱重工広島戦にリリーフ登板した。3回1/3を3失点に終わったが、6球団のスカウトが視察する中で最速147キロを計測し、落差の大きいフォークを披露した。
見守った阪神・熊野スカウトは「タイプ的に言えば広島の永川。フォークでカウントも空振りも取れる。直球のバラツキが無くなればもっと良くなる」と評した。通算165セーブの右腕と似た投球スタイル。それでも本人は「自分が勢いを止められなかった」とコールド負けを喫した責任を背負った。
「かわしにいってしまった。もうちょっと真っすぐで押せればよかった」と唇を噛んだ小林。チームの都市対抗連覇へ、そしてプロへ-。さらなる成長を目指す。