De山崎憲“心技体”強化で遊撃奪取だ

 DeNAの山崎憲晴内野手(29)が遊撃定位置獲りを宣言した。27日、横浜市内で練習。「打てれば文句ない。6、7番打者は決定力が必要になる」。オフに鍛えた“心技体”を打力アップにつなげて勝負する。

 今オフは「体重は10キロ増えました。人生で1番重い86キロ。体脂肪率は変わっていません」と肉“体”改造に成功。筋肉のよろいを身につけると、“技”の習得へ兵庫県に赴き、元DeNAの中村紀洋氏を訪ねた。「引っ張れる球は引っ張りなさい」という指導を受け、その言葉を実践。「フライだった当たりがスタンドに行く」。パワーアップした体にフルスイングがはまった。

 そして“心”に刻んだのは阪神・金本監督の言葉。「新聞で『練習でフルスイングしないやつは、試合でもできない』という言葉がありました。本も買って読みました」。“鉄人”の精神を学んだ。

 遊撃争いは白崎、倉本、ドラフト3位・柴田(国学院大)との勝負。「ドングリの背比べから、頭2つ抜けてやろうと思います」。8年目は充実の肉体に、アニキの心、ノリの技を加味して勝負する。

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