履正社・寺島150キロで夏は初聖地だ
今秋のドラフト1位候補、履正社・寺島成輝投手(2年)が4日、大阪府茨木市の同校グラウンドで始動。最速148キロ左腕は「日本中の(人が)見ている前で150キロを出したい」と宣言。同校の岡田監督への年賀状に「150キロを出して甲子園に行きます」と決意をしたためたと明かした。
まだ土を踏んでいない聖地へのチャンスは最後の夏だけ。主将で4番も務めるエースは「最終学年になって責任感が出てきた。甲子園だけを目指してやりきる」と言いきった。
この日は巨人・益田スカウト、阪神・畑山統括スカウト補佐が視察。益田スカウトは「高校No.1左腕」と絶賛。畑山スカウトも「車なら大きなエンジンを積んで潜在能力はある。あとは勝ちきるところを見たい」と期待した。