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立命大・桜井 急成長150キロ右腕

 プロ野球ドラフト会議が22日に迫った。県岐阜商・高橋純平投手(18)、明大・高山俊外野手(22)が人気を集める一方で、重複を避けたいと考える球団も多い。“分散ドラフト”が予想される状況で、立命大の150キロ右腕・桜井俊貴投手(22)らに代表される実戦派が評価を挙げてきている。

 感嘆の声しか漏れてこなかった。「今まで見た中で一番、いい」とネット裏のスカウトは一様に口をそろえた。14日の関大戦、勝てば優勝に王手がかかる大事なマウンド。ドラフトを約1週間後に控えた“大一番”で、桜井は大学生活最高のピッチングを見せた。

 「自分の中でも一番、良かったかなと思います」と桜井。直球のMAXは自己最速となる150キロを計測し、変化球もさえ渡った。終盤にはサヨナラのピンチが続いたが「あまりサヨナラとかは意識せず、ピンチを楽しめた」と延長14回を1失点にまとめ、チームのサヨナラ勝ちを呼んだ。

 最高の状態へたどり着いた要因-。それは技術と体のバランスだ。「食事やトレーニングの意識を変えて体を大きくしたけど、フォームのバランスが崩れた」。昨年11月にU-21日本代表でメンバー入り。同世代のプロ野球選手との違いを見せつけられた。

 飛躍するために体を大きくしたが、技術とのバランスは崩れた。今夏からフォームをワインドアップに変え、試行錯誤を繰り返した。そしてドラフト1週間前に手にした最高の感覚。ネット裏で見守った巨人・山下スカウト部長は「間違いなく即戦力」と太鼓判を押した。運命の日へ、大学で急成長を果たした右腕は自信に満ちている。

  ◇  ◇

 桜井 俊貴(さくらい・としたか)1993年10月21日生まれ。神戸市出身。181センチ、73キロ。右投げ右打ち。投手。小3から野球を始め、北須磨時代からスカウトの注目を集める。立命大では1年秋からリーグ戦に登板し、3年秋にはU-21侍ジャパンの代表に。今秋は6戦全勝でチームの2季連続優勝に大きく貢献。直球の最速は150キロ。球種はスライダー、カットボール、スプリット、チェンジアップなど。

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