ヤクルト・成瀬、3週間ぶり登板で先陣
31日の阪神戦(甲子園)に先発するヤクルト・成瀬善久投手(29)が30日、神宮外苑で調整。首位攻防戦の初戦に向け、闘志を燃やした。
成瀬は1日の阪神戦で3勝目を挙げたが、8日の巨人戦で3回2/3を5失点と崩れて出場選手登録を抹消された。今回は8日以来の登板となる。成瀬が抹消されてから、5位だったチームの快進撃が始まった。「自分がいない間にチームが上がってきたのはつらい部分がある」と言いながらも、「(1軍に)呼んでもらったので、しっかり結果を出せればいい」と語った。
2軍では下半身の粘りを意識した投球に取り組み、「(2軍に)落ちる前よりしっかり力をためられるフォームになっている」と手応え。「初戦の大事さは知っている」と、責任感を持ってマウンドに上がる。