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花咲徳栄8強“動く4番”大滝3安打

 「高校野球・埼玉大会5回戦、花咲徳栄10-3狭山ケ丘」(23日、市営大宮)

 花咲徳栄が八回コールド勝ちで8強入りを決めた。プロ注目の4番・大滝愛斗外野手(3年)が、先制適時二塁打と2本のバント安打で3安打1打点。盗塁も決め、バットと足で勝利に貢献した。

 自分にしかできないスタイルで、しっかり務めを果たした。大滝が“動く4番”の本領発揮だ。思う存分ダイヤモンドを駆け回り「自分の売りは足を使った攻撃もできること」と満足げに笑った。

 初回は左中間への先制適時二塁打。バットで勢いをつけると、三回は2死からセーフティーバントで出塁して6番・楠本の3ランにつなげた。八回も三塁線への絶妙のバントが相手の悪送球を誘い(記録は安打と失策)、ダメ押し点につながった。

 一塁到達タイムは3秒9台。右打者ではプロでも俊足の部類だ。3拍子そろった逸材を4球団のスカウトが視察。中日の中田スカウト部長が「守備でボールに入るまでのスピードが速い。パンチ力もあるし、実戦向き」と話せば、巨人の山下スカウト部長も「体が強そう。スローイングもいい」と評価した。

 昨夏も4番を張ったが、まさかの初戦敗退。岩井隆監督(45)や2年前の主砲・若月(現オリックス)から「長打じゃなく、悪い雰囲気を変えられるのが本当の4番」と言われていたことが、ようやく理解できるようになった。今では振り回すことも、バントを嫌がることもない。

 「自分じゃなく、チームがどうやって勝てるかを考えている」と大滝。動いて、ひっかき回して、相手を倒す。ニュータイプの4番が、4年ぶりの夏切符へ突き進む。

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