Deドラ2石田7・14G戦デビューへ
DeNAのドラフト2位左腕・石田健大投手(22)=法大=が14日・巨人戦(横浜)でプロ初登板初先発することが6日、濃厚になった。この日、広島入りした中畑清監督(61)が「2枚目の左を準備させている。本人にも言ってある」と登板を示唆した。
10日からは久々の6連戦。先発6人目として白羽の矢が立ったのが、石田だ。6月30日のイースタン・楽天戦(コボスタ)では8回を6安打10奪三振2失点の好投。最近3試合で計20回を自責4で防御率1・80、22奪三振と結果を残した。
大学4年だった昨秋に左肩を痛め、春季キャンプから2軍で調整を続けてきた。河原スカウトが「右打者の内角を強気に突くクロスファイヤーが素晴らしい」と評価する最速150キロ左腕は、三振を奪える投球が強みだ。
DeNAは昨季以降、先発左腕投手の勝ち星がない。中畑監督は「巨人戦でデビュー。先を見ての起用だよ」とニヤリ。ローテ入りした2年目の砂田が石田に続いて15日・巨人戦に登板。2枚の左腕で、球宴前をG倒で締めくくる。