鷹松田サヨナラ弾!虎から3戦連続弾

 「交流戦、ソフトバンク5-3阪神」(11日、ヤフオク)

 あまりに劇的な幕切れだった。延長十一回2死一塁。ソフトバンク・松田は確信とともに弾道を見つめた。阪神・安藤から放った左中間席への一発は、3試合連続となる16号2ラン。今季2本目のサヨナラ弾で、熱戦に終止符を打った。

 チームの危機を救った一打だった。初回、柳田が左前腕部に死球を受け、三回の守備から交代。「ギータ(柳田)が痛い思いをして、居るメンバーの全員野球で勝てた。価値のある1勝」と胸を張った。工藤監督は今季のスローガンを持ち出し「きょうほど『熱男』になった日はない」と興奮を隠さなかった。

 これで交流戦5カード全て勝ち越し。松田は12日からの広島3連戦に向け「チーム全員、(セ・リーグの)全チームに勝ち越そうと思ってやっている。力を合わせて勝ち越したい」と言い切った。

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