鷹の寺原 開幕ローテ入りあきらめん
ソフトバンクの寺原隼人投手(31)が18日、工藤公康監督(51)からのメッセージを胸に、最後まで開幕ローテ入りをあきらめない決意を明かした。福岡県柳川市内での野球教室に参加。「先発投手なら、誰しもが(開幕ローテでと)思っている」と話した。
昨年右膝を手術しリハビリ中。2月の宮崎キャンプは若手主体のB組(2軍)スタートが濃厚だ。14日に西戸崎室内練習場を訪れた工藤監督から「焦らずにやれ」と直接、声を掛けられた。横浜(現DeNA)では3年間チームメート。通算224勝左腕から教わった調整法やマウンドでの心構えは数知れない。そんな指揮官の一言に胸が熱くなった。
「ブルペンでしっかりと投げていくことが一番」と寺原。剛腕復活を信じ、ローテ争いの最後尾から一人ずつ抜き去っていく。