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いとこの絆深まった 八戸光星・新井

 「全国高校野球・準々決勝、敦賀気比7-2八戸学院光星」(22日、甲子園)

 2人の連係にかけ声はいらない。顔を見るだけで分かり合う。いとこ同士で守る右中間。中堅の八戸学院光星・新井勝貴外野手(3年)と右翼の新井勝徳外野手(3年)はタカ、ノリと呼び合う。12年ともにプレーし、絆を深めた。

 タカの父・宗利さん(43)の兄がノリの父・勝仁さん(47)。2人は5歳まで一緒に暮らした。小1で一緒に野球を始め、中学校でも同じチームでプレー。「2人で甲子園に行けたらいいな」と夢を膨らませた。

 11年の準優勝にあこがれていたタカが八戸学院光星に進学を決め、ノリも行動をともにした。アドバイスも悪いことも言い合い、助け合った2人は春夏連続で夢を実現。ともに今大会では2回戦、3回戦で安打を放った。

 この日で終わった2人の高校最後の夏。リードされて迎えた終盤、ノリは報徳学園OBで甲子園出場がかなわなかった勝仁さんの「甲子園はみんなが行けるわけじゃない。行ったからには景色を目に焼き付けてこい!!」との言葉を思い出して打席に立ったという。タカは「悔しいですが、2人の夢だった甲子園でプレーできてうれしい。自分の力は出し切れた」と、目を赤くした。

 タカは東京の大学、ノリは九州の大学へ進学予定で、初めて別のチームでプレーする。「違うところでも頑張ってくれと言いたい」。2人の言葉は同じだった。

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