「イースタン、ヤクルト３‐２ＤｅＮＡ」（１１日、戸田）

　ヤクルトの主砲ウラディミール・バレンティン外野手（３０）が、いよいよ１軍に戻ってくる。左アキレスけん痛で６月１４日に出場選手登録を抹消されていたが、１１日、イースタン・ＤｅＮＡ戦（戸田）で指名打者として実戦に復帰し、２打数２安打を記録した。

　カンカン照りに「アツイヨ」とボヤキながらも、「やっと試合に戻れていい気分。１００％じゃないけど、１カ月試合から離れていた割にはいい感じでタイミングが取れた」と手応えを語った。

　報告を受けた小川淳司監督（５６）は「約１カ月何もしていなかったので、アキレスけん以外に痛みが出ることがあるかも」と心配しつつ、「何もなければ予定通り」と話した。前夜の雨でグラウンドコンディションが悪く、守備に就かなかったが、１２日は左翼の守備に就いてもう一度２軍戦に出場し、何も問題がなければ、１３日のＤｅＮＡ戦（神宮）で１軍復帰する。