福井1安打完封で平岡ジャガーズ4強

 「デイリー主催・関西団地少年野球・第87回中央決勝大会準々決勝」(22日、関西電力野球場)

 初優勝を狙う平岡ジャガーズや2年ぶりの頂点を目指す箕谷少年野球部などがベスト4進出を決めた。23日は、同会場で準決勝(平岡ジャガーズ‐箕谷少年野球部、箕面モンキーズ‐明徳アスナローズ)と決勝が行われる。

 平岡ジャガーズがチーム一丸でベスト4入りを決めた。左腕エース、福井が5回をわずか1安打に抑えて完封勝ち。「初めて完投できたし、四球を出さなかったのも初めて。点数?95点です」と胸を張った。四回あたりから疲れも出たというが、スタンドで観戦する父から『体重を乗せて投げるように』とアドバイスを受けて踏ん張った。

 打線も10安打7点と快音を響かせた。双子の鶴田兄弟もそろって活躍。2安打の兄・武玄(むげん)は「チームに貢献できてうれしい」と笑顔を見せれば、三回に投手後方へぽとりと落ちる2点適時打を放った弟・侍大(じだい)も「いつもボテボテのヒットばかりだったので、きょうはポテンヒットで良かった」と喜んだ。

 前日の1回戦ではピッチングで活躍した園田は途中出場。五回に左翼越えの2点二塁打を放ち、「気持ち良かった。あしたは打つ方も投げる方も両方頑張りたい」と口元を引き締めた。

 初Vまであと2勝。園田監督は所用で不在。監督代行を務めた森コーチは「みんな、よく頑張った。ベンチでも声が出ていて、すごくいい雰囲気」。上げ潮ムードで栄冠を目指す。

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