レオ離脱者続出…中村に続き栗山、中郷

 伊原西武に故障者が続出だ。4日は西武ドームで全体練習。チームは5日の中日戦(刈谷)に備えて名古屋入りしたが、主将の栗山巧外野手(30)が左太もも内側の張りで遠征メンバーから外れた。左脇腹を痛めている中村も打撃練習再開に至らず、所沢に残留する。

 栗山は4日の全体練習をティー打撃など軽めで切り上げ「張りがある」と話した。2日の阪神との練習試合でも「若干張りがある」と首脳陣に申し出て、1回限りで交代。当面は2軍に合流して調整する。

 伊原監督は「無理に連れていってもどうか」と大事をとっての措置を強調。ただ首脳陣は、復帰は早くて11日からの日本ハム3連戦(札幌ドーム)と見込む。中村の復帰は札幌遠征後を想定。経験豊富な2人ながら、試合勘の不足は心配だ。

 中郷もインフルエンザで離脱。伊原監督は練習前の円陣で、選手に体調管理への注意を喚起した。

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