216cmバンミルがソフトB入団テスト

 「ソフトバンク秋季キャンプ」(11日、生目の杜)

 どデカいヤツがやってきた!!ソフトバンクの入団テストを受ける身長216センチのWBCオランダ代表、ローク・バンミル投手(29)が11日、宮崎入りし、秋季キャンプ地の生目の杜運動公園で首脳陣と初対面した。

 合格すれば日本プロ野球史上最長身選手となる右腕は、東京五輪柔道無差別級金メダリストの故アントン・ヘーシンク氏の“弟子”だった経歴を披露した。幼少期は柔道一筋で「同世代の子どもたちを集めたヘーシンク先生の柔道教室に参加したこともあるんだ」。柔道が初めて五輪競技となった東京五輪で金メダルを獲得して日本国民に衝撃を与えた伝説的選手の教えを受けていたというのだ。

 全国大会で勝ち続けたが「あまりに大きすぎて不公平だと周りに言われたんだ」と、170センチを超えていた10歳で柔道を断念。8歳から並行してやっていた野球に専念するようになったという。

 体を生かすため、もちろん投球はオーバースロー。郭投手コーチは「ブルペンでどんな球を投げるかだね」と興味津々だった。

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