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安楽快投!5回参考ノーヒットノーラン

 「高校野球秋季愛媛大会・中予地区代表決定戦、済美14‐0松山北」(16日、坊っちゃん)

 済美の157キロ右腕・安楽智大投手(2年)が16日、中予地区予選の代表決定戦に先発。5回参考ながらノーヒットノーランを記録した。14日の1回戦では、制球重視で変化球を多投する「勝てる投球」に専念したが、この日は投球スタイルが一変。二回途中から36球連続でストレートを投げ込むなど、力勝負で松山北を無安打に抑えた。打線も14得点と爆発し、五回コールド勝ちした。

 ストレートを投げ続けた先に、快記録が待っていた。最後の打者を二ゴロに打ち取り、5回参考ながらノーヒットノーラン達成。打者15人、58球で試合を終わらせた済美・安楽は「高校に入ってからノーヒットは初めて。球を低めに集められた」と笑みを浮かべた。

 三回以降は全球、直球勝負だった。きっかけは二回に与えた相手4番・井上への四球。フルカウントからスライダーを選択し、見逃された配球が上甲正典監督(66)の怒りを買った。「真っすぐに自信がないのか!4番には勝負だろ!」。ベンチで怒鳴られたエースは変化球を封印。二回のラスト2球を含めると、ゲームセットまで36球連続で直球を投げ込んだ。

 18Uワールドカップ(台湾)では球速にこだわらず、制球重視で変化球を多投する「勝てる投球」に専念。計3試合で18回無失点の結果に自信をつかんだ。だが帰国後初戦の14日、済美平成戦後に上甲監督から「スピードへの挑戦も忘れてほしくない」と安易な変身にクギを刺されていた。

 「監督さんがおっしゃることも、もっともだと思う。スピードも狙いたい」。この日は最速147キロ。勝つ投球か、スピードか‐。さらなる進化へ、157キロ右腕の試行錯誤は続く。

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