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プロ注目の新庄・田口が8回11K無失点

 「高校野球・広島大会4回戦、新庄5‐0呉商」(23日、呉二河)

 広島大会では、プロ注目の最速145キロ左腕、新庄・田口麗斗(かずと)投手(3年)が、8回を1安打11奪三振無失点と力投し、8強入りを決めた。身長170センチと上背はないが、伸びのある速球と切れ味鋭いスライダーで、スカウト陣の評価も急上昇中。頼もしき左腕が初の甲子園出場へ、チームを導く。

 “県北のドクターK”が圧巻の投球だ。プロ注目の左腕・田口が8回1安打11奪三振無失点。呉商打線を寄せ付けない快投で8強入りに導いた。

 二回、四死球から無死一、二塁のピンチを背負ったが、「1人、1人を抑えることだけを考えた」と後続を見事に切った。八回まで投げて、許した安打は七回の左前打のみ。直球は自己最速の145キロに1キロ及ばなかったが、最速144キロを計測。切れ味抜群の直球と鋭く横に曲がるスライダーで七回まで毎回11個の三振も奪った。「テンポよく投げることを心がけた。80点ですね」と汗をぬぐった。

 スカウト陣も身長170センチの左腕にくぎ付けだ。広島、オリックス、阪神、西武、楽天の5球団が視察。広島・鞘師スカウトは「球に角度があるし制球力もいい」。オリックス・山口スカウトも「すべての球種の精度がいい」と高評価した。

 昨夏の甲子園で1試合22奪三振の大会記録を樹立した桐光学園・松井に刺激を受けた。同じ左腕で直球とスライダーを武器とする。昨夏、松井の投球フォームを映像で研究。「直球と変化球の腕の振りが同じだった」。ドクターKを参考にし、自らのフォームに生かした。今では「自分のものになっている」と手応えをつかんでいる。

 頂点まであと3勝。「松井は気になる存在だけど、今は広島大会に集中するだけ。次も自分の投球をしたい」。聖地での左腕対決を実現するためにも、この勢いで突き進む。

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