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済美・安楽69球無失点“省エネ投法”だ

 「高校野球愛媛大会・3回戦、済美7‐0松山中央」(21日、坊っちゃん)

 センバツ準優勝の済美は、7‐0で松山中央にコールド勝ちを収めた。エース・安楽智大投手(2年)は、6回1/3を3安打、無失点。球数69球でチームを8強に導いた。

 猛暑のマウンドを下りた済美・安楽の顔に、涼しげな笑みが浮かんでいた。6回1/3を投げ3安打無失点。球数はわずか69球だ。1イニング平均11球の理想的ペース。七回に1死を取ると、十分な余力を残して2番手の宮田にマウンドを譲った。

 「がむしゃらに直球を投げ続けると球数が多くなるので、変化球も使い、コーナーを突く投球を心掛けました」

 目指していた“省エネ”投球だ。772球を投げたセンバツでの反省から、ストライク先行を重視。変化球も効果的に配しながら、少ない球数で打者を打ち取るスタイルに取り組んできた。二回は7球。三、四回は9球。六回2死一、三塁のピンチでは、相手3番打者を初球のカーブで投飛に打ち取った。練習の成果を実感した1球だった。

 センバツ後は投球フォームにも修正を加えた。「右膝の沈み込みが小さくなった」と分析するのは父・晃一さんだ。バックネット裏で観戦し「もともと上下動が大きく疲れやすい投げ方。右膝の動きを抑えることで、消耗を防ぐ狙いがあると思う」と解説した。

 この日の最速は152キロ。帝京五との初戦でマークした自己最速153キロは更新できなかったが「スピードガンと勝負しているわけではないので」とサラリと言った。

 大目標の全国制覇へ、道のりはまだまだ長い。今治工との準々決勝は中1日のマウンド。「スタミナは問題ない。次も0に抑えたい」。怪物は自信満々だ。

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