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尾道・沖田、完全復活!初の中国王者へ王手

 七回1死三塁のピンチを無失点で切り抜けおたけびを上げる尾道・沖田
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 七回1死三塁のピンチを無失点で切り抜けおたけびを上げる尾道・沖田

 「春季高校野球中国大会・準決勝、尾道1-0柳井学園」(3日、米子)

 春季高校野球中国大会・準決勝を行い、尾道(広島)が柳井を下し決勝に進んだ。尾道は先発の沖田滉平投手(3年)が柳井学園(山口)を完封。三回に4番・河野優作外野手(3年)の右前適時打で挙げた1点を守りきった。

 ピンチをしのぐたびに絶叫した。「絶対に完封。それしか頭になかった」。強い気持ちでマウンドに立ち続けた。尾道の沖田が、昨年の秋季中国大会以来となる自身2度目の完封で、チームを決勝の舞台に押し上げた。

 五回までは無安打投球。しかし六回以降は一転して、ピンチの連続だった。六回、七回は1死三塁、八回は1死二、三塁。リードはわずか1点だったが、ことごとく無失点で切り抜けた。

 最後まで試練は続いた。九回、先頭打者に二塁打を浴びるなどで1死三塁のピンチ。カウント2ストライクからの3球目、投球動作に入った瞬間、三塁走者がスタートを切るのが見えた。スリーバントスクイズだ。

 しかし沖田は冷静だった。「足を上げたら(走者が)走ったのが見えたんで、とっさに(高めに)外しました」。打者はバットに当てることができず、空振り三振。三塁走者は三本間に挟まれてアウト。劇的な幕切れだった。

 7回無失点だった米子東との1回戦と合わせ、今大会は16回無失点。春季県大会前に肩の故障もあったが、完全復活。北須賀俊彰監督(42)は「夏を見すえて2試合続けて投げさせたが、いい意味で気持ちを前面に出して投げてくれた」と絶賛した。

 今大会前、北須賀監督は部員15人を連れて岡山県に出かけ、バンジージャンプに挑戦した。「ちょっと度胸をつけさせたろうと思って」。高いところが苦手だという沖田も「覚悟を決めて」挑んだという。「純粋に楽しかったです」と笑うが、この経験が度胸満点につながったのかもしれない。

 「バックの守備、キャッチャーのリードがあって完封できた。感謝しています」と沖田。チームのムードは最高潮。一丸となって初の中国王者を目指す。

(2012年6月4日)

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