関脇若元春が通算400勝「いい思い出にできるように、今はひたすらその日を頑張る」

 「大相撲夏場所・3日目」(14日、両国国技館)

 関脇若元春(荒汐)が豪ノ山(武隈)を破り、通算400勝を挙げた。土俵際まで押し込まれたが、いなして崩すと逆に押し出した。

 若元春は「立ち合いはしっかり当たれた。押し込むには至らなかったが、流れの中で向こうが崩れたところを前に出た。先場所は胸から行って圧力に負けたので、今場所は頭から、起こされないようなイメージで行った。思っていたような相撲じゃなかったが、はたきにいってからは攻められたので、そこは良かった」と振り返った。

 これで2勝1敗と白星が先行。4日目は先場所敗れた小結大の里(二所ノ関)とで、「リベンジじゃないけど、あまり考えすぎず、自分がどういう相撲を取りたいかだけ考えて、集中して臨みたい。先場所しっかり勉強させてもらった分、どれだけ出せるか」と意気込みを述べた。

 また、400勝については、報道陣に聞かれて「いま初めて知りました」と返し、「(現役生活が)終わった時、何番勝ったねといういい思い出にできるように、今はひたすらその日を頑張ります」と話していた。

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