夏の甲子園を制した慶応の正捕手が大学デビュー戦でサヨナラ打の快挙 渡辺憩「夢の中にいるみたいです」

 12回、サヨナラ本塁打を放ち、ガッツポーズで生還する慶大・渡辺憩(撮影・西岡正)
 12回、サヨナラ本塁打を放つ慶大・渡辺憩(撮影・西岡正)
 12回、サヨナラ本塁打を放ち、清原正吾(左)に祝福される慶大・渡辺憩(右)=撮影・西岡正
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 「東京六大学野球、慶大2-1法大」(29日、神宮球場)

 両者譲らぬ一戦に決着をつけたのは、慶大の1年生・渡辺憩捕手(慶応)だ。リーグ戦初打席にして、サヨナラ弾を放った。

 1-1で迎えた延長十二回1死に代打で打席へ。カウント3-1となったが、「堀井監督が“行け”と。直球を張ってフルスイングしようと思いました」と、135キロ直球を捉えて完璧な当たりを左翼席へ放り込んだ。衝撃の一発に、法大三塁手の松下は打球を見上げることなく、膝から崩れ落ちて頭を抱えた。

 昨夏甲子園Vを正捕手として支え、大学リーグ戦では前日に初めてベンチ入りした渡辺憩。「打った瞬間は『おっ』という気持ちがありましたが、全力で走りました。今はまだ全然実感がない。夢の中にいるみたいです」と振り返った。

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