2年目を迎えた統一球。選手会が検証を訴えたものの、加藤コミッショナーが「プライドを持ってやって欲しい」と一蹴してしまう事態になった。メジャー球の方が飛ぶという選手たちの感触もある。三宅国際担当は「一番の理想はメジャー球に合わせることやろうけどな」と言う。
「実際に韓国ではメジャーで使用しているボールを使ってるからな」。ただ日本では契約メーカーの問題もあるため、難しい。そもそも同じ反発係数が出ているのに、なぜ、飛び方が違っていたのか。08年の北京五輪で大野投手コーチ(現・広島ヘッドコーチ)が興味深いことを言っていた。
「日本のボールはちゃんと湿度が管理された部屋に置かれているけど、外国はそうじゃない。野ざらしに試合球が置いてあるから、表面は滑りやすい。さらに湿気を中に含むことで飛ばないし、ボール自体も大きくなる」。こんな意見も議論の対象になるのではないだろうか。(重松健三)