阪神 佐藤輝2打席連発!ドラ1クリーンアップそろい踏み弾 開幕5カード連続勝ち越し 両リーグ10勝一番乗り
「中日3-7阪神」(11日、バンテリンドームナゴヤ)
ドラ1クリーンアップが初の本塁打そろい踏みだ。阪神は初回に森下翔太外野手(25)が3試合連発となる6号ソロ、二回に大山悠輔外野手(31)が1号ソロを放つと、最後は七、九回に佐藤輝明内野手(27)が2打席連発で締めた。今季3度目の3連勝で2008年以来の開幕5カード連続勝ち越し。21年以来の両リーグ10勝一番乗りで貯金は今季最多6とした。首位を走る猛虎の勢いは止まらない。
最高気温24度とお花見日和の名古屋で、ドームでは季節外れの花火大会が開催された。両軍合わせて6発が打ち上げられたが、主役は佐藤輝。ウイング席へ一発、バックスクリーンへトドメの一発。森下、大山との最強クリーンアップでは初のそろい踏み弾となった。
まずは3点リードの七回1死一、二塁。仲地の直球を振り抜くと、今季から新設されたウイング席へ白球は飛び込んだ。飛距離117メートルと昨季までなら右飛だったかもしれない。「いいところで回ってきたので、しっかり捉えることができて良かった」。この時点で森下を抜き、12打点でリーグトップに立った。
さらに、九回1死三塁では牧野の初球の速球を強振。こちらは打った瞬間にアーチを確信し、無人のバックスクリーンへ突き刺した。着弾時にはドンッと衝撃音が響いたように、打球速度180・4キロ、飛距離135・9メートルの特大弾。「いい当たりだったと思います」と自画自賛の一打となった。
昨年からバンテリンドームにウイング席ができることを心待ちにしていた。侍ジャパンの一員として2月末に来場した時は「狭いっすね」とニヤリ。NPB屈指のパワーがあれば、そこまで関係ないと思われるが「メンタル面にまで効いてくるんで」と一蹴した。昨季は旧バンテリンでビジター球場別最多の7ホーマー。「楽にね、(打席に)立てると思うので良かった」。進化した技術に心の余裕まで加わり、もう相手は手がつけられない。
森下が初回にソロ、二回に大山がソロで初のトリオ共演。「相乗効果というか、いい状態というか。そういう試合がまた出ればいいかなと思います」。前を打つのはホームランパフォーマンスも欠かさない、かわいい後輩。後ろではどっしりと頼りになる先輩が支えてくれる。これが猛虎打線の強さの一つだ。
今季最長の3試合連続安打で打率は・377まで上昇。14打点と合わせてリーグトップに立った。チームは21年以来、5年ぶりに両リーグ最速の10勝一番乗り。08年以来の開幕から5カード連続勝ち越しとなり、セ5球団に王者の貫禄を示した。「明日も頑張ります」。今季最多の貯金6となったが、本塁打も連勝もどこまで伸びるのか。とにかく強すぎる。
◆森下&佐藤輝&大山のそろい踏み弾は初! 森下、佐藤輝、大山がそろって本塁打を記録したのは初。3人がそろって打点を挙げたのは通算27度目で24勝2敗1分けに。なお、阪神クリーンアップのそろい踏み弾はノイジー、大山、佐藤輝の並びだった2023年5月19日・広島戦以来。
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