阪神・山田 守備が売りも昨季ファームで「論外」21失策 助言を整理して「足で捕りにいく」感覚取り戻す

 笑顔で練習に励む山田(撮影・飯室逸平)
 打撃練習する山田(撮影・飯室逸平)
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 「阪神2軍春季キャンプ」(1日、具志川)

 高校時代、華麗な守備で甲子園を沸かせた男がもがいている。阪神の高卒3年目・山田脩也内野手(20)だ。守備を最大の売りにしていたが、昨季はファームで21失策。「論外」と自らを厳しく評価していた。

 なぜミスが増えたのか。冷静に分析した結果、「自分の感覚を失っていた」と感じた。多くの人からアドバイスをもらう中で、うまく取捨選択できずに混乱。「素直に聞くことは大事だけど、自分の中でしっかり整理したい」と今年は芯を強く持つと決めた。

 自分の特徴だった「足で捕りにいく」感覚を戻すため、自主トレから意識し、しっかりノックの数を受けてきた。さらに「基本なくして応用はない」と基礎練習も徹底。今キャンプでも継続していく考えだ。

 昨年のキャンプは2年目で宜野座組スタートをつかんだが、飛躍の1年にすることはできなかった。「レベルの差を感じた」と跳ね返された1軍の壁。もう同じ思いはしたくないと、懸命に汗を流す。流れるような遊撃のプレーで聖地を沸かせるその日まで、山田は立ち止まることなく成長を続ける。

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