阪神・門別 1カ月ぶり先発手応え7回0封 77球の快投「成果がちゃんと出た」
「ウエスタン、くふうハヤテ0-3阪神」(17日、ちゅ~るスタジアム清水)
テンポ良くゼロを刻んだ。門別が降格後初登板。6月18日のウエスタン・広島戦以来、1カ月ぶりの先発で7回3安打無失点と好投した。「先発で投げられるように準備していた。その成果がちゃんと出たのかな」と手応えを示した。
得点圏に走者を置いたのは三回だけだった。先頭・西川に右翼線二塁打を許すなど1死一、三塁。しかし鈴木を二ゴロ併殺に仕留めてピンチをしのいだ。要所で狙い通りのアウトを取り、77球と完投も狙えるペースで投げきった。
前回登板は11日・ヤクルト戦で、中継ぎとして2回無失点。約1週間の調整は「出力を落とさないこと」を心がけた。6月4日の日本ハム戦で4回8安打4失点と打ち込まれて以降、「下半身を使って」と足元から力を伝える意識で状態維持につなげている。
平田2軍監督は「門別らしいピッチング」と称賛。今後の起用については「どういう調整になるか、今後は未定」と話した。「できれば先発でいきたい。この調子で投げられたら」と門別。後半戦で強力な先発陣の中に割って入る意気込みを示した。
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