阪神・伊藤将 神宮でリベンジの2年ぶり完封 9回121球の熱投でわずか2安打「2年前、ホームランを打たれてできなかったのができて良かった」
「ヤクルト0-6阪神」(29日、神宮球場)
阪神・伊藤将司投手がヤクルト打線を2安打に抑え、23年8月20日・DeNA戦以来、自身2年ぶりの完封勝利となる今季2勝目を挙げた。
真夏のような暑さの中で、121球の熱投。九回2死で最後はオスナを三ゴロに打ち取った。ヒーローインタビューでその瞬間の気持ちを問われると「赤羽選手に2年前ですかね、ホームランを打たれてできなかったのが、できてよかったです」と振り返った。
伊藤将は23年9月3日のヤクルト戦(神宮)でマダックス(100球未満での完封)を目前にしていた九回1死、代打・赤羽に左翼スタンドへソロを被弾。5安打1失点で完投勝利こそ挙げたが偉業を逃し「残念」と話していた。
この日は最後まで速球の伸びは衰えず、九回は先頭で迎えた赤羽を外角低めの142キロで空振り三振。「(坂本)誠志郎さんのリードのおかげでいいピッチングができたのでよかったと思います」。マダックスを逃した2年前もバッテリーを組んでいた女房役と2人で雪辱を果たした。
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