阪神・藤田 “藤田ノート”で投手引っ張る!甲斐流データ分析学んで衝撃「ここまでやるんだ」

 投球練習する佐藤蓮(左)をスマートフォンで撮影する藤田(撮影・立川洋一郎)
 野村バッテリーコーチ(右)と話し込む藤田(撮影・立川洋一郎)
 キャッチボールをして体を動かす藤田(撮影・立川洋一郎)
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 阪神の藤田健斗捕手(23)が24日、“藤田ノート”での相手打者封じを宣言した。3年連続で自主トレを行った巨人・甲斐からデータ分析について学び、「試合にかける準備、データの分析とか。甲斐さんであれだけやっているから、僕らはもっともっとやらないといけない」と分析能力アップを誓った。

 午前9時から午後5時まで行われた練習。甲斐から得た最大の学びは「準備」だった。

 “甲斐ノート”として、相手打者のタイプやコースの得意、不得意など特徴を細部にまでこだわって書き記していることを直接聞き、藤田は「ここまでやるんだ」と衝撃を受けたという。「それだけ根拠があるとピッチャーにも大丈夫だからって、自信を持って言える」と、我流のメモで投手を引っ張る覚悟を決めた。

 春季キャンプは具志川組(2軍)スタートだが「はい上がるしかない。一瞬のチャンスをものにできるように準備していけたら」と力を込めた。今季は勝負の6年目。「絶対に打たせないつもりで」と研究成果を発揮して、キャンプから猛アピールする。

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