糸井嘉男がサンテレビ生出演で現役最終打席を語る「セレモニーのことしか頭になかった」

 今季限りで現役を引退する阪神・糸井嘉男外野手(41)が7日、サンテレビ「熱血!タイガース党」(金曜、後8・00)に生出演した。

 改めて阪神での6年間を振り返る自身のVTRを見て「寂しい」と一言。引退試合の9月21日・広島戦(甲子園)は五回に代打で登場。「『嘉男、行くぞ!』と言われてから(ベンチからの打席まで)の道のりはずっと覚えていますね」としみじみと語った。

 森下から左前打を放った現役最終打席の心境については「正直、打席のことよりもセレモニーのことの方が頭にあったので。あの日はセレモニーのことしか頭になかったです」と糸井らしく笑顔で明かした。

 通算1755安打について、福本豊氏が「ヒットがもったいない。僕は2000本打つと思っていた。もったいない。2000本行けたなぁ」と指摘。糸井は「行けたですかねぇ」と唇をかみながら「ピッチャーで入団したのを考えたら、よくやったんと違いますか」と福本氏に語り掛けていた。

 3位でレギュラーシーズンを終えたチームは8日から2位・DeNAとのCSファーストSに臨む。共にプレーしてきた後輩たちには「今、ちょうど成長していっている選手もいますし、どんどん力を付けていける時期。CS、日本シリーズというのは、みんなが経験できるものではないので頑張ってほしい」と期待。「勝てますかね?」と振られると「いや、勝ってもらわないと。あしたは全力で応援したい」とエールを送っていた。

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