阪神・ケラー来日初セーブ 岩崎の代役守護神!お見事3人斬り

 「広島5-7阪神」(7日、マツダスタジアム)

 マウンド上ではクールなナイスガイが、ようやく笑った。阪神・ケラーが来日初セーブ。この瞬間を待ってたで!

 「楽しみましたし、良いバッターなのは分かっていたので、3人で終えようという気持ちでしっかり投げられたので良かった」

 2点リードの九回を託されたのは、岩崎ではなく新助っ人だった。迎えるは強力クリーンアップだ。まずは前日にサヨナラ打を放った先頭・秋山を全球直球で押し込んで空振り三振。続くマクブルームは直球2球で追い込むと、宝刀・カーブで連続三振に仕留めた。

 坂倉には初球の直球を捉えられ、ヒヤリとする打球が中堅へ飛んだが、フェンス間際で近本がキャッチ。勝利を確信すると、梅野と肩を抱き合って喜んだ。これで12戦連続の無安打無失点。矢野監督は「優(岩崎)は使う気なかったんで。ケラーも最近良いボールを投げていたし」と連投中だった左腕の状態も考慮して起用した。

 守護神を任された開幕戦から2戦連続でセーブ機会に失敗。3月29日・広島戦(マツダ)では九回に1死満塁のピンチを招いて降板し、チームはサヨナラ負けを喫した。「3月は自分のせいで負けてしまったので。それをやり返すという意味では良かった」。頼もしい姿を取り戻した右腕が、チームの快進撃を支えていく。

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