阪神・ロドリゲス好発進の要因は?オリ時代との大きな違いは「コロナ」と「家族」

 リリーフカーから手を振るロドリゲス(撮影・田中太一)
 4回、1号ソロを放ち、ナインとタッチを交わすロドリゲス(撮影・飯室逸平)
 開幕以来初めて貯金1とし、手を挙げてナインを迎えるロドリゲスと西勇(撮影・田中太一)
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 「阪神6-0ヤクルト」(29日、甲子園球場)

 阪神の新外国人・ロドリゲスが四回に移籍1号となるソロアーチを放ち、八回にはダメ押しのタイムリー。7番打者として貴重な役割を果たし、チームの4連勝に大きく貢献した。

 2020年にオリックスの新外国人として初来日。だが手首に死球を受けた影響で離脱するなど、59試合の出場で打率・218、6本塁打、25打点にとどまり、オフに自由契約となった。

 この日、日本に戻ってきてうれしかったことを問われると「2020年に来たときはコロナで(外に)全然出れなかった。そういう意味では楽しむことはできなかった」と明かしたロドリゲス。そして「今年は家族と一緒に来ることができたので、いろんなところに行きながら共有していきたい」と言う。

 コロナ禍が始まった2020年は入国規制が厳しく、外国人選手の家族が来日できないケースがあった。2021年の前半戦もその状況は続き、多くの助っ人がストレスを抱え、シーズン途中で退団する選手もいた。

 異国の地で家族の支えがあるのとないのではモチベーションも大きく違う。私生活のストレスを無くしたことで、ロドリゲスは野球に集中できる環境が整ったのかもしれない。第3打席もフェンス近くまで角度のついた打球を飛ばすなど、好調な滑り出しを見せている新助っ人。1軍出場4試合で打率・417、1本塁打、5打点と申し分ない働きを見せている大砲が、ヤクルト猛追のキーマンになるかもしれない。

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