阪神・近本、大山、佐藤輝の適時打&巨人・ウォーカ-拙守絡み4点先制 高橋を2回途中でKO

 2回、中前に先制適時打を放つ近本(撮影・山口登)
 2回、適時打を放つ大山(撮影・高部洋祐)
 3回、一塁への適時内野安打を放つ佐藤輝(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-巨人」(22日、甲子園球場)

 阪神が二回に4点を先制した。先頭の陽川、糸原と連続四球。長坂の犠打で走者を送った後、9番伊藤将も四球を選んだ。1死満塁から1番・近本が中前適時打を放った。

 続く中野は空振り三振に倒れたが、2死満塁から3番大山が三遊間を破り、左翼・ウォーカーのファンブルも絡み2点適時打。巨人先発の高橋をKOした。

 さらに2死一、三塁から4番佐藤輝が2番手の戸田から一塁強襲の適時内野安打を放ち、4点目を挙げた。

 球団広報を通じて、大山は「みんながつないでくれたチャンスで、将司(伊藤)のためにも1点でも多く点を取っておきたい状況だったので、しっかりランナーをかえすことができて良かった」、佐藤輝は「打線がつながっていい流れで回ってきた場面だったので、積極的にいこうと思っていました。しっかりと自分のスイングができましたし、追加点を取ることができて良かった」とコメントした。

 今回の3連戦で両軍選手は「伝統の一戦」の始まりとされる1936年の復刻ユニホームを着用。グレー地に胸マークが「OSAKA」の大阪タイガース時代の戦闘服で戦う阪神は4月1~3日の東京ドームで3連敗。20日からの甲子園では1勝1敗としている。

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