阪神・片山雄哉 1軍練習合流でプロ初昇格か 捕手3人制へ

 笑顔で打撃練習に励む片山(撮影・高部洋祐)
 1軍に合流し、守備ノックを受ける片山(手前)と佐藤輝(撮影・田中太一)
 1軍に合流し、ノックを受ける片山。右は佐藤輝(撮影・田中太一)
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 「阪神-巨人」(21日、甲子園球場)

 4年目の阪神・片山雄哉捕手(27)が、1軍の試合前練習に合流した。プロ初昇格するとみられる。

 延長12回の末に敗れた前夜の試合では、八回1死二、三塁の好機で、途中出場で坂本に代わりマスクをかぶっていた長坂が空振りの三振。現在、捕手2人制をとっている中、“3人目の捕手”である原口をベンチに残したまま敗戦となった。

 18日に梅野が「右脇腹の筋挫傷」により出場選手登録を抹消。苦しいチーム状況を打破するため、捕手3人制に戻すと思われる。なお、ウエスタン・オリックス戦が行われるくら寿司スタジアム堺には板山が合流している。

 片山は2018年に、BC・福井から育成ドラフト1位で入団。19年7月に支配下登録され、20年には1軍キャンプを経験した。今季はウエスタン28試合に出場して、打率・209、0本塁打、5打点。ファームでは2年目の栄枝がチーム最多の17試合で先発マスクをかぶっているが、昨季2度負った右肋骨(ろっこつ)の疲労骨折の影響で慎重な起用が続いている。

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