阪神・ロハス 正念場…深刻15打席連続ノーヒット 矢野監督「スタメンはない」

 阪神・矢野燿大監督(52)が31日、不調のロハスをスタメンから外すと明言した。1日からは甲子園でオリックス3連戦。指名打者制は採用されない。「スタメンというのは現状なかなか。外国人選手や他の選手の状態を考えればスタメンはないけれど。チャンスで1本というところかなと思っている」と代打での起用を示唆した。

 交流戦が始まっても助っ人の苦悩は続いている。5月28、29日の西武戦(メット)は「7番・左翼」でスタメン出場したが、2試合で7打数無安打2四球と起用に応えられず。18日・ヤクルト戦で中越え1号ソロと中前打を放ってから15打席連続ノーヒット。10試合で打率・057、1本塁打、3打点はあまりにもさみしい成績だ。

 ロハスも懸命に不振脱却を図ってきた。交流戦前は2軍戦に連日出場。「状態も上がってきている」と手応えを語っていたが、結果には表れていない。

 1軍での立場も厳しくなってきた。3日・オリックス戦に先発予定のアルカンタラの結果にもよるが、この日1軍に合流したガンケルの先発が見込まれる6日にも登録抹消される可能性が出てきた。昨季は韓国リーグのMVP。推定年俸2億6千万円で新加入した大物助っ人が、崖っぷちに立たされた。

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