近本 セ新人王はヤクルト・村上と予想「19歳という若さはすごい」

 阪神の近本光司外野手が29日、ABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」(月~金曜、午前6・30)に出演し、今季のセ・リーグ新人王はヤクルト・村上宗隆内野手と予想した。前日28日に秋季練習が行われた甲子園で、道上アナからインタビューを受けた模様が番組内で放送された。

 今季の近本は142試合に出場し、159安打、36盗塁とレギュラーとして活躍。打率・271と3割には届かなかったものの、長嶋茂雄(巨人)が保持していたセ・リーグ新人最多安打記録を61年ぶりに更新し、盗塁王も獲得した。

 一方の村上は全143試合に出場し、タイトルには届かなかったものの、36本塁打、96打点をマーク。高卒2年目以内で歴代最多記録となる中西太(西鉄)の本塁打数に66年ぶりに並んだ。

 注目の新人王争いについて、大学、社会人を経てプロ入りした24歳の近本は「正直、村上君かなと思っている。僕は1年目で向こうは2年目ですけど、やっぱり19歳という若さはすごいなと思います」とヤクルトの若き大砲の選出を予想していた。

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