浜中コーチが退任へ 井上一樹氏が就任要請受諾 打撃部門を任される見込み

 阪神・浜中治1軍打撃コーチ(41)が辞任を申し出ていることが13日、分かった。阪神は今季12球団ワーストの538得点。優勝した巨人は663得点で、125点もの差があった。攻撃面を預かる者として、責任を取ったとみられる。

 また、阪神が1軍コーチとして招聘(しょうへい)を決めている元中日の井上一樹氏(48)=野球評論家=は、就任要請を受諾することも明らかになった。すでに球団と接触しており、打撃部門を任される見込みだ。

 井上氏は「『(矢野監督から)チームを作る上で、一樹しかおらんのや』と。これだけ自分を求められれば、応えるのも野球人の務めなのではないのか。黄色の血の中に、青い血を入れて化学変化を起こしたい」と話している。

 井上氏は中日での現役時代は勝負強い打撃で活躍。09年に引退後は中日の1軍打撃コーチや2軍監督を歴任した。豊富な指導経験を生かし、新たな“血”の注入が期待される。さらに阪神は今後も打撃部門のテコ入れへ向けて動く方針だ。

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